石州シバオのべっぴん瓦はここが違う!
べっぴん瓦とは、石州シバオの瓦の総称です。
屋根(瓦)は、雨、風、日照を防ぎ、家を守ることが第1の目的ではありますが、同時に家の外観(見た目)の良さを維持する部分としても重要な場所です。べっぴん瓦はきれいな屋根をつくり、大切な家をしっかりお守りします。
1. 色が白い!
瓦の生命は、何といっても原材料となる土で決まります。 ここ石州水上地方の土は白く、美しく、また耐火度(耐火物が軟化変形を起こす加熱の度合いを示す尺度)が高いため、高温で焼くことができ、鉄分をほとんど含まないことから変質しにくく、石州瓦の中でも、特に優れた粘土として知られています。
■白いシバオの瓦
(石州水上瓦)
■赤褐色の他社の瓦
この素地の色の違いは、
瓦の原料である粘土の中に含まれる鉄分量の多少によるものです。
鉄分が少なければ素地は白くなり、鉄分が多くあればあるほど、素地の色は赤味を帯びた褐色となっていきます。
鉄分の少ない白い素地の瓦は、風化に強く、海岸部などで見られる塩害に非常に強いことが特徴です。
白く美しく、広大な粘土採取場
業界トップクラス、100ヘクタールもの美しい原土を保有していることで、長期安定した高品質の瓦が生産できます。
2. 肌がキレイ
独自の水簸(すいひ)による滑らかな土造り
原料土を溶かし、0.5mm角の網を通し、原料土中の不純物を取り除くことで、キメ細かな美しい肌の瓦が生まれます。
粘土瓦を製造する為の原料土は天然素材である為、原料によっては不純物が非常に多いものもあります。この不純物を完全に除去することは、非常に困難ではあります。 シバオでは瓦の表面(肌)がより綺麗なものになることに努めて、原料土造りをしております。